コンニチハ。
練習方法、
今日は歌の音程の練習について書きます。
曲ごとに楽器を使って音取りは沢山しているけど、
跳躍している音や、少し感じが違うコード進行になると、なかなか進歩を感じられない場合。
キーが変わると歌えない場合。
『歌っていて伴奏の感じが普段と違うと音が分からなくなる』ような時の練習です。
苦手意識があるとどうしても、ピンポイントでどんどん狭く練習しがちだったり、
単音だけを、楽器と一緒に声を出すような練習をしがちですが、それだけでは意外に耳は覚えてくれませんし、どんどん喉は固まり、
どんどんピッチは下がり、恐ろしい事になります 笑
真面目にやっているのに、やればやる程悪循環。
早々に諦めて違う練習をすればいいのに、
真面目ゆえに、はまり込みます 笑←経験済み。
こうなると、もう全然歌えません。
どんどん歌うことが怖くなります。
で、
意外にシンプルな方法でこれらを抜け出せたので、
ものすごく気に入っている練習方法を書きます。
【1、12キーのダイアトニックコードを全て分散和音で歌う】
メロディの単音だけ(横の繋がり)で捉えずに、
コードの音(縦の繋がり)を覚えることで、
メロディの居場所をいつでもキープ出来る様になります。
私がすごく効果があった練習は、
キー毎にダイアトニックコード(そのキーのドレミファソラシドで構成されている和音)
を適当に単音のアルペジオにして、1度譜面にして、それをキーボードで弾いたものを録音して、
大体30分ぐらいのメニューにしてやっています。
(そこに、サスフォー、7th、メジャー7th、9th、ペンタトニックの練習フレーズもちょこっと入れこんで作っているのが味噌です。笑)
それを毎日、クセのようにやります。
喉もほぐれるし、音も覚えるし一石二鳥です。
これと同じように、セカンダリードミナントばかりを分散和音にしたのも作ったのですが、日々の練習時間がなくなるのであまり使いませんでした 笑
ダイアトニックコードだけでも、しっかり骨格ができれば後はついてくるかなと思います。
鍵は『分散和音』『12Key』です。
【2、12キー全てのキーでフレーズを歌う】
12キーでツーファイブを歌うような教本が色々出ているので、
それについているカラオケとフレーズをそのまま毎日練習する。
わたしは市販の2冊を併用で、毎日どちらかもしくは両方やっています。
1つは海外ので、
スキャット練習とウォーミングアップを兼ねたフレーズ集、
1つは日本の有名なサックスプレーヤーの方が書かれたジャズのフレーズ集です。
どちらもジャズのフレーズを12キーで歌えます。
鍵は『12Key』です。
【3、コンコーネ】
クラシックの教本です。
これは、すごいです。
1曲の中の和音の変化、転調、音の跳躍、フレーズの変化、色んな必要なことがギュッと詰まっている夢のような本です。
伴奏もとても美しいし、
全て覚えると、気づけば和音の感覚が身についています。
伴奏は、ネット上にも出ていますし、アプリも出ています。模範演奏のCDも出ていますので、
勉強しやすいです。
これは「急がば回れ」で、絶対やるべきだなぁ、と思っています。
以上です。
あと楽器を弾くのも良いです。
弾き語りなんて、めちゃくちゃ良いです。
簡単に言うと、メロディ(横の繋がり)だけじゃなく、コード(縦の繋がり)で覚えることです。
そして、
大切なのは、なりたい形を明確にイメージして諦めないこと。
何でも自分で工夫すること。工夫し続けること。
次は、教本を1冊やり切る使い方を書きます。
あくまでも私のやり方なので、参考になるかは分かりませんが、
何かのお役に立てましたら幸いです。
良い1日を🍀
Yoshi