コンニチハ。
12月!
季節ものの私の製作が終わりそうで、ほっ。
そして12月のライブへの色々始まってます。
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今日は、
教則本を1冊やりきる私なりのやり方を書いてみます。
(How to は世の中に沢山あるけれど、
それをどうやってモチベーションを持続して習得するかの情報はあんまりないなぁと思って、
そこを自分なりに書いてみようと思います。)
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まず、
そのことを、
『はっきりと出来る様になりたいと思う』こと。
(目標を決めると脳内の快感のホルモン ドーパミンが出るらしいですよ)
『なんでも時間が かかるし、何回もやらないと習得出来ない』
ことを前提に、
(※理由は、以前書いたブログ記事の『忘却曲線』をご参照ください)
『モチベーションを維持して何回も楽しく繰り返す』為にはどうするか、と言うところをポイントに、以下に書きます。
教則本に接した時の気持ちの変化は、
【買う時の最初の本の印象】→面白そう!!頑張ろう!! やるぞ!! これ出来るようになりたい!
【手に入れて実際やり始める時の印象】→難しそう、最後までやるのどれぐらいかかるのかなぁ。
【少しやり始めた時の印象】→本が頭に入ってこないから、大変だなぁ。明日やろうかなぁ。置いてたらいつかやる気が出てやるかな。
本を買ってから、始めたらやる気が少し下がるんですね。
そのハードルをまずは超えます。
【最初】
(※最初が1番大切。最初に張り切って飛ばしすぎると100パーセント続きません。
根拠を後に書きます。)
1ページあたり1秒ずつページ全体を眺めるだけで1冊通す。(5回ぐらい。目安)
全てのページを触る、めくる。1日か2日でやります。
(私は、小さなスタンプを各ページに押したりして、可愛くしてちょっと遊びます 笑 楽しくしないと出来ないタイプ 笑)
これを終えると、不思議とちょっと本が嫌じゃなくなっています 笑
☆自分の目と手で、全てに触れて、自分のオーラで本をコーティングするみたいなイメージ。
その本を何回もやって習得する頃には、その本の中身が自分と同化するみたいな感じになります。(分かりやすく言うと愛着とでもいいましょうか。)
☆本をお気に入りに出来るように工夫する。
☆潜在意識は、状況を変える事をとても嫌がるので、急激にはやらない。
イメージとしては、「自動車に乗ってみる景色」よりも「観覧車からみる景色」ぐらいのスピード感で、
脳をジワジワとだます感じ。「何も変化してませんよ」と言う感じで。
☆急激な変化だったり、無理やり自分の意志を押さえつけたりすると、必ず揺り戻し(リバウンド)が起きて、嫌になり、やめる時がきます。
次に本をやり始めますが、
【1回目】
曲集なら、1日1曲。教則本なら1日1項目。セオリー本なら1日1ページから数ページだけ進めます。
わかっても、分かってなくても、読んだり、または一通り弾けばOKにします。
それを1か月〜3ヶ月ぐらいで1冊通します。
☆ポイントは、まだ出来なくてもor 理解してなくてもokにすると言うこと。
☆どんなにやる気が出なくても、本を触って開く事だけはやると決める。
☆本を触って開いたら自分を褒める 笑←小さな達成感でドーパミンがでます。
☆ゆっくりの取り組みでも(1日5分でも)毎日やっていれば必ず、変化や成果は出てくるので、
それが1度起きてしまえば、脳はもっとの結果
が欲しくなり、勝手にやる気を出し始めます。
←これも脳内にドーパミンが出ている状態。ひとまずこの状態を目指します。
終わったら背表紙の裏に、小さく ①○/□ と日付を入れます。←これが達成感があり、どんどん書きたくなる。
これもまたドーパミンがでます。笑
鍵は、『小さな達成感を感じる』です。
【2回目】
また本の頭から始めます。
今度は、やりながら難易度を付けていきます。
丸いカラーシールか、ペンで記入するかで、難易度別に印をつけて項目を分類します。
自分の思う難易度でok!
(例→1番難しい 黄色、次に難しい 赤、まあまあ 青、簡単 グリーン など)
1回目同様、あまり深追いせずに、進めます。
終わったら背表紙の裏に日付を入れます。←もう2回も通せた!みたいな 笑
☆ここまでやると、なんとなくどこに何が載ってて、
何をやるべきか見えてきます。
そして、億劫さがなくなり、楽しくなり始めます。
人間って、知らない物事には嫌悪感を示すものらしいですね。
だから、ここまでは本とお近づきになるための完全なる助走です。
【3回目】
2回目に通した時に、簡単とか、普通とかに分類したものだけを通してやります。
1日進められるだけやる。
レベルが、『簡単』と『普通』だから、無理なく出来て楽しい。
美味しいとこどり。笑
通せたら背表紙の裏に日付を入れる。←もう3回も通せた!笑
覚える系、理解する系は、ノートにまとめたり、分かったらその本はもちろん終わり。
演奏系は、さらに進める。
【4回目以降】
だんだん1日に進められる分量が増えてきて、
そのうち1週間で1冊通せるようになってきます。
最初に難しいと印を付けたところもやっていきます。この頃には不思議も、難しい箇所にも向き合う気持ちが湧いてきます。
これをひたすら繰りかえす。
演奏系は、
さらにさらに繰り返す。
【100回目以降】
最初は全然出来なかったところが、
この辺りから、出来ることが、急に加速し始めます。
1日1冊を、苦もなく毎日通せるようになります。(ピアノのハノンみたいに使う)
そうすると、苦手なところ、もっと出来るようになりたいところがはっきりするので、濃淡をつけて仕上げにかかれます。
細部に こだわる、
丁寧にやる。
ここまでで、大体1年〜2年。1日 15分から2時間です。
(30分で済む分量を基本単位にして、練習を組み立てると毎日やろうと言う気になる。
その日の調子やスケジュールで、それより多くやるか少なくやるか決める感じです。)
最後はスラスラと、1日に何回か通せるようになり、もっと楽しくなります。
そして、
200回通したら、きりがないので、その本はスパッとやめます。笑
☆まだ出来ていないことも沢山見えますが、それが成長の証。
同じ事を続けると、だんだん楽になるので、成果もだんだん減ってきます。
さらに成長するために、他の出来ないことをやります。
☆これは、ほんの1例です。
☆鍵は、『最初から負荷をかけすぎない』&『何回も短いスパンで繰り返す』 ということです。
☆レベル的には、『自分には全く出来ないレベルのことを1からやる』時の流れです。
もう知っている、すでに出来ることなら、数回流せば十分と思います。
以上。
丸々1冊は荷が重い時は、本を何分割かにして、
分割したところまでを、上記と同じように繰り返します。
私の気に入っているやり方を今日は書いてみました。
ま、まどろっこしいと言えばまどろっこしいのですが、
こう言うやり方もあるということで。
そのうち自分で見極めて濃淡をつけて取り組めるようになります。
でも、つまるところ、、、
やり方は何でも良いのかもしれません。
『やるか、やらないか』
それだけですね 笑
(元も子もない!笑)
何かのお役に立てましたら幸いです。
良い1週間を🍀
Yoshi
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