【曲の覚え方】
初めて聴いた曲を覚えるまでの流れ。
○気持ち面→
何度もやっていたら そのうち覚えるような事は絶対にない。
譜面を見るくせがつくから。
なるべく先に覚えてしまう気持ちで。
○1
まず、何度か聴く。
○2
初日→歌詞カードと譜面を用意して1~2時間、繰り返し歌ったり聴いたり。
分からない言葉の意味と発音を調べる。
言えない発音を練習。
・歌の全体像を把握。
・鼻歌ぐらいに歌えるようにする。
○3
2日目→歌詞の風景を、歌詞の出てくる順番に思い浮かべながら、
・頭からワンフレーズずつ歌詞を空で言って、答え合わせするという事をする。
・次は、曲のセクションごとに「短く覚えて、空で言う」のを繰り返す。
・曲を歌うスピードで思い出せなくても、
じーーーーっと考えたら 出てくる程度に、覚えてしまう。
・記憶はインプットの回数より、アウトプットの回数で強化されるので、短く覚えて、言うを繰り返す。
・歌詞カードはなるべく早く手放す。
・少し覚えたら、紙に歌詞を書き出して答え合わせする。
○4
3日目→空で何度も歌う。
先にある程度、歌詞を覚えてしまってから、歌の練習に入ります。
これをやっていると、練習の時も歌の感情や、歌のおいしい部分を 楽しみながら練習できるんです!
その後、仕上がってきたら、道を歩いている時、電車の中で、家事をしながらなど、何度も何度も頭の中で反芻します。
そこまで仕上がったら、曲のサイズを小節数で覚えます。
歌が入るきっかけなどを、他の楽器の「フレーズ」で覚えるのもいいけれど、フレーズはその時々に変わる可能性があるので、「数」で覚えるのが確実です。
(4小節の固まり、8小節、16小節の固まりを体感でいつももっておきます。)
○5
その後→細かく練習。
ピアノやギターを弾きながら歌ったり。
「曲の細部を練習してから覚える」のと、
「覚えてから細部を練習するか」の違いかなと思いますが、
練習→覚える か、
覚えて→練習 か、
元々は、何度も歌って最後の最後に覚えていたのですが、
思い切って逆にしてみたら、
より曲が深く入るような気がして、尚且つ、歌詞も体に馴染んで、いいなと思っています。
後はライブ前に慌てなくて済みます 笑
本番もより楽しくなります。
譜面がない曲は、
ある程度 覚えてから譜面を作ります。
(☆覚えてから作った方が、譜面は速く書けます。
キーも決まっているし、後から書き直すリスクもなしです。)
メロディの複雑な曲や、ノリを重視したい曲は、
細かく全ての音を、正確な譜割で、譜面に書き入れたりします。
これが、またかなり良い練習になります。
(☆音程に不安のあるボーカルは、メロディを細部まで、書き取ると良い練習になりますよ)
音符に整理したら、理解が深まり、覚えやすくなります。
とにかく色んな「感覚」を使って覚えてしまいます。
歌詞を絵で描いて覚えていくのも覚えやすくて いつもやります。
反復して歌うときは、イントロ、間奏、エンディングの長さも一緒に思い描きながらやります。
歌詞を覚え終わる頃、曲のサイズも同時に仕上がります。
【☆point】
・最初から、全て覚えるつもりで練習する。
・繰り返しアウトプットする。
・視覚、聴覚、言語脳、書く運動神経など、色んな「感覚」に覚えこませる。
・ひとつ寝て、ひとつ覚えられるので、毎日少しずつの時間やって、日数をかける。
・あとは気合い 笑
でした。
Yoshi
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