- Yoshiko
【思い出】東京の電車。
最終更新: 2019年4月8日
東京に引っ越して来た当初、電車を覚えるのに一苦労でした。1日のエネルギーの何10パーセントかはそれに使っていたような気がします。
一通り乗り間違えましたし、
同じホームで2つの線が乗り入れている所は、全然知らない駅に連れていかれて驚きました。
新宿に行きたいのに新宿に行かないなんて。
休日に停まらない駅があるなんて。どこに行くのにもすんなり行かずに焦ってばかりでした。
あとは遅延に悩まされました。大阪の電車はそんなに遅延がなかったので、ちゃんと着くのか、ハラハラした事が何度もありました。
中央線から山手線に乗り換え、そこから常磐線に乗り換えて千葉の松戸にレッスン仕事に通っていた頃。
乗り換え駅は「神田」でした。
中央線は四ツ谷を超えた辺りから景色が綺麗になって、窓の外の緑と釣り堀と青空とビルを眺めながら、平和な気持ちになれます。
通っていたのはお昼過ぎの時間帯だったかな。座っている時にも、人も減って車内がマッタリし始めます。
ウトウトしていると、
「御茶ノ水~!御茶ノ水~!」と割合賑やかなアナウンスで、人が またどっと降ります。
私は、ぱっと目を開けてから、また寝ます。御茶ノ水の次が乗り換える駅 神田です。
静かに電車が発車して、気づいたら、
神田、通り過ぎていました。。驚き!
また、別の日、窓の景色を楽しみ、「御茶ノ水~!」のアナウンスを聞き、目を閉じて、
気づいたら、、、
神田、通り過ぎていました。。驚き!!!
そんな事が数回ありまして。
なぜ、神田で降りられないんだろうと真剣に考えました。
目を閉じているだけで、神田~!と言ったら目を開けて降りようと思っているのに。
私はどうかしてしまったんだろうか。
まるで、「笑うセールスマン」の世界のようでした。
次は「御茶ノ水~!」と聞こえたらしっかり目を開けて見張ることにしました。
電車は静かに発車して、滑るように静かに走っています。
普通ならスピードを上げ始め電車の音が変わるぐらいのタイミングに、
静かに神田のホームに滑り込みました。
近い!
静かに扉が開きました。
閉まりました。
発見!!!!すごい事を発見しました!!!
車掌さん、神田~!って言いませんでした!!
すごくないですか!!!!
神田、静かすぎて降りられなかったという事が判明しました。
すごくないですか!!!笑(パート2)
たまに神田を通る時、観察しているのですが、車内のスピーカーで一度だけ言って、後は車外のスピーカーで言ってるパターンもあります。
でも、人によったら何も言わないんです!!!
静かすぎる駅 神田。
ぜひ、一度チェックしてみて下さい。笑
ちゃんちゃん。
Yoshi
